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雨樋にも塗装は必要です!塗装の効果や手順もご紹介

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塗装と聞くと、一般的には外壁や屋根の塗装を思い浮かべる方が多いでしょう。


しかし、外壁や屋根以外にも塗装が必要な箇所は多くあります。 雨樋もそのうちの1つで、屋根の上から流れてくる雨水を受け、地上まで運ぶための重要な設備です。


そこで今回は、雨樋を塗装する目的と効果、手順や注意点を紹介します。


□雨樋を塗装する目的は?


*雨樋塗装の目的


外壁塗装や屋根塗装を依頼する際、雨樋の塗装もすると費用が抑えられるという理由で行う場合があります。


しかし、最大の目的は美観を良くするためにあります。


そもそも雨樋の役割は、雨水を集めて排水することにあるため、ホコリや葉っぱが溜まり、腐食しやすいです。 そのため、雨樋の塗装部分は8年から10年ほどで剥げたり、色褪せたりしてしまいます。 雨樋自体の耐用年数は20年から25年ほどであるため、放置していると美観が損なわれた状態になってしまいます。


剥げたり色褪せたりしやすい雨樋を放置していると美観が損なわれてしまうため、雨樋塗装は重要であるのです。


*塗装する2つのメリット


雨樋を塗装する目的は先ほど紹介しましたが、塗装することによるメリットが大きく2つあります。


1.雨樋自体の劣化スピードを遅らせる


塗料には、防水性や耐久性に優れたものがあり、塗装が剥げた部分の劣化スピードは早まってしまいます。 特に日本は降水量が多いため、雨樋の重要性は高く、適切な塗装をすることで雨樋の劣化を遅らせることは大切です。


2.屋根や外壁のアクセントになる


屋根や外壁塗装をする際には、塗料の色を選べますが、雨樋の塗料の色も選べます。 色の選択は個人の自由ですが、一般的には、外壁に使用した色とは違う色を用いてアクセントカラーにすることが多いです。


一方、外壁に使用した色と同系統の色を用いて、お家に統一感を生み出す方もいらっしゃいます。



□雨樋を塗装する手順をご紹介!


雨樋を塗装しても、適切な方法で塗装しないとすぐに剥がれることもあります。 ここでは、雨樋を塗装する手順を3ステップに分けて紹介します。


1.下地処理(ケレン)


最初は下地処理を行います。 前回の塗料が粉状になって現れるチョーキング現象が発生している場合、高圧洗浄機で塗膜を取り除きます。


洗浄した後に、ヤスリがけをして、清浄な下地を作るケレンを行います。 雨樋が金属製の場合はケレンによってサビの除去が必要です。


2.下塗り


次に、下塗りを行います。 下塗りをすることで、雨樋の下地と上塗りの塗料の密着性を高めるため、重要なステップです。 雨樋の材料にあわせて下塗り材が変わります。


3.上塗り


最後に上塗りを行います。 上塗りは、塗料の密着度を確認するために複数回に分けて塗りますが、1度に塗りきらないことで、ムラの発生を抑える効果もあります。


*雨樋に用いられる塗料について


一般的に上塗りで使用される塗料として、ウレタン、シリコン、フッ素の3種類があります。 ウレタンは費用が抑えられますが耐用年数が短く、フッ素は最も耐用年数が長いですが費用がかかります。


また、雨樋の塗装は水性塗料ではなく、溶剤系塗料を用います。 溶剤系塗料の方が密着性に優れており、塗装が剥がれやすい雨樋では溶剤系塗料の方が適しています。


それぞれの塗料で不明な点がある場合、当社にご相談ください。



□雨樋を塗装するときの注意点3選!


雨樋の塗装の質をより良いものにするための注意点が3つあるため、専門業者に依頼する際は意識してください。


1.ケレンで下処理を丁寧にしてもらう


先ほど紹介しましたが、ケレンの目的は汚れや錆び、古い塗膜を落とすことにあります。 そのため、古い塗膜が残っている場合、塗料の密着性が低下し、機能を発揮させられません。


また、つるつるとした表面の場合も塗料の密着が甘くなるため、下地処理は重要です。


2.塗料は2回以上塗ってもらう


雨樋を塗装する際は、2回以上塗ってもらいましょう。 もし1回塗りの場合、塗料が透けてしまったり、本来の耐久性より劣ってしまったりします。 あらかじめ施工業者に何度塗ってもらえるか確認しましょう。


また、雨樋の内側は塗らないようにしてください。 内側は水が頻繁に流れるため、塗料が詰まってしまう可能性があります。


3.外壁や屋根と同じ耐久性の塗料を使用してもらう


雨樋を塗装する際は、外壁や屋根の塗料と同等の耐久性のものを用いることをおすすめします。 雨樋を塗装する際は、外壁や屋根をメンテナンスするタイミングで行う方が多いです。 そのため、同等の耐久性の塗料を用いれば、同時期にメンテナンスできます。


また、塗料の種類が同じであれば、耐用年数は同じなので、外壁や屋根と雨樋の塗料の種類を一緒にするのが良いでしょう。



□まとめ


雨樋塗装は、家の美観を良くするために行われますが、塗装することで雨樋自体の劣化スピードを遅らせたり、家のアクセントになったりします。 また、雨樋塗装の手順を紹介したので、下処理を丁寧にしてもらうことや、塗料を2回以上塗ってもらうことを覚えておいてください。


当社は、塗装を専門とする会社です。 施工実績も多くあります。 なにか不明な点がある場合や依頼がある場合は、お気軽にご相談ください。

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