外壁塗装をお考えの方で、どの色にするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
外壁で住宅の印象は大きく変わってくるため慎重に選びたいですよね。
今回は、外壁塗装で黒にするメリットについてと、黒い外壁で注意すべきポイントについて紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□外壁塗装で黒にするメリットについて
外壁塗装で黒にするメリットは、主に3つあります。
1つ目は、デザイン性が高いことです。
外壁を黒にすることでシックで重厚感のある仕上がりにできます。
一般的な住宅とは少し違った仕上がりにしたい、高級感を出したいという方には、黒の外壁塗装がおすすめです。
2つ目は、他の色と調和しやすいことです。 黒は無彩色であるため、他の色と調和しやすいです。 そのため、黒一色だと周囲の景観との調和が気になる、という方はツートンも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
3つ目は、黒ずみが目立ちにくい点です。 外壁を黒にすることで、本来外壁に付着する排気ガスやほこりなどの黒ずみの汚れが他の外壁の色と比べて目立ちにくくなります。
□黒い外壁で注意すべきポイントについて
黒の外壁にする際に注意すべきポイントは主に3つあります。 1つ目は、外壁が熱くなりやすいことです。 とくに夏場は、触れるだけでやけどをするような熱を帯びることもあるので、小さな子どもがいる場合は注意が必要です。
また、黒色は紫外線を集めやすいため、外壁に使用すると塗装がはがれやすくなったり、色あせしやすくなったりします。 白い外壁と比べると色あせが目立ちやすいのが少しデメリットかもしれません。 紫外線ダメージを避けるためには、塗料選びが重要です。 フッ素や無機を使った耐久性の高い塗料を選ぶことで、紫外線ダメージによる色あせを防ぐことができます。
2つ目は、黒色の選び方についてです。 外壁塗装を行う際につやを出すか出さないかでも紫外線の影響が大きく異なってくるため注意しましょう。 マットな仕上がりのためにつや消しを選ぶ方が多いですが、つやを消すと紫外線を吸収しやすくなり、耐用年数が短くなるので注意が必要です。 つやがあると紫外線を反射するだけで無く、汚れが付きにくくなります。
3つ目は、周りの家との親和性についてです。 黒い外壁は個性的でデザイン性が高いですが、日本の住宅では珍しい色になるので周辺の環境に適さない可能性が高いです。
外壁の色を選ぶ際は、周辺の住宅にどのような色が多いかを調査しておくといいでしょう。 また、景観法によって黒い外壁にすることを規制している場合もあるため、事前に規制が無いかを確かめておきましょう。
□黒の外壁と相性のいい色選びのコツについて
黒の外壁と相性の良い色をいくつか紹介していきます。 1つ目は、黒と白です。 黒と白は無彩色同士で、相性が良いです。 コントラストがはっきりしているので、スタイリッシュでモダンな雰囲気に仕上がります。
2つ目は、黒とグレーです。 黒とグレーも両方とも無彩色のため相性がよく、白色ほどコントラストも強くならないので統一感が出る住宅になります。
3つ目は、黒と茶色です。 大人っぽく高級感の出る仕上がりになり、木目調やレンガなどの素材が異なる組み合わせが人気の配色となっています。
4つ目は、黒と赤です。 黒と赤は、力強い雰囲気でスタイリッシュに仕上がります。 赤色を使用する場合は、色のトーンや使用面積に注意しながら組み合わせるといいでしょう。
5つ目は、黒とベージュです。 黒とベージュの組み合わせは調和性が高く、大人っぽくて落ち着いた雰囲気になります。
黒は無彩色になるので、どの色でも合わせやすいという特徴があります。
しかし、外壁に取り入れる面積が大きい場合は、合わせる色によっては威圧感を与えることにもつながります。 そのため、使用する面積には十分注意しましょう。
彩度の低い色と合わせる場合は、落ち着いた雰囲気となるため周辺の住宅となじみやすくなります。
どの色と組み合わせるのかも重要ですが、色の配置によっても外観の雰囲気が変わります。 外壁で2色使わなくても、玄関やベランダなどに他の色をワンポイント入れるだけで立体感が出て、外から見た印象が大きく変わります。
□まとめ
外壁塗装に黒を使うと、シックで重厚感のあるデザインに仕上がることや、本来外壁に付着する排気ガスやほこりなどの汚れも目立ちにくくなる、などのメリットがあります。 また、黒は無彩色であるため他の色とも合わせやすく、黒一色にしたくないという方でも安心です。 外壁塗装でお困りの方は、ぜひ当社までご相談ください。
株式会社 楪 川畑
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